むし歯ゼロクラブ ぴかぴかノート

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正しい歯みがきを覚えて
ぴかぴかで健康な歯を!
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むし歯ゼロクラブ
ぴかぴかノートとは?

むし歯ゼロクラブ・ぴかぴかノートでは親子で正しいブラッシング・フロスの使い方を楽しく学びます。
お子さまと一緒に歯と歯みがきの大切さを学び、歯みがき習慣を身につけます。
正しい歯みがき習慣と食生活でお子さまの将来のおくちの健康を守りましょう!

むし歯ゼロクラブ ぴかぴかノート

歯みがきについて

むし歯にならないよう歯みがきをすることは大切ですが、
子どもの歯みがきは正しいやり方を覚えて習慣化させていくことがとても大事です。

大人がしっかりフォロー

お子さまが一人で完璧にみがけるようになるまでは、必ず大人が仕上げみがきをしてください。
一人でしっかりみがけていると思っても歯の隙間や奥歯などはお子さまの歯みがきだけでは不十分になりやすいです。

夜の歯みがきは忘れずに!

むし歯は夜寝ている時にできやすいです。
眠っている時は唾液量が低下して、おくちの中を洗い流す成分がとても少ないので、夜の歯みがきはとっても大切です!夜は念入りに歯みがきをするようにしましょう。

フロスを使ってしっかりケア!

歯のかむ面の溝」「歯と歯のあいだ」「歯と歯ぐきの境目」はみがき残しが多い部分なので要注意!
特に歯と歯のあいだはデンタルフロスでないと汚れは落とせません。

子どもの疑問に答えよう

「どうして歯をみがくの?」「なぜむし歯はいけないの?」など分からないことだらけです。
子どもの疑問にしっかり答えることは、歯みがきを習慣化していく上でとっても重要です。

年齢別歯みがき・フロスのポイント

0歳~2歳ごろ(前歯が生える時期~奥歯が生え始め)

赤ちゃんに下の前歯が生えたら、歯みがきをスタートさせる時期です。
お口を触られることに慣れさせていきましょう。
歯の生え始めの上の前歯の中央から真上にある筋に歯ブラシが当たると痛いので、指でガードしながら磨いてあげると◎。

2~3歳ごろ(生えそろう時期)

生えて間がない奥歯の溝に注意。乳歯が生えそろい始めて奥歯も生えてくる時期です。奥歯の溝はむし歯ができやすいので、毛先で丁寧に磨いてください。
また歯みがきを習慣化できるように、なぜみがくのか絵本などを使ってお話ししてください。

4~6歳ごろ(乳歯が生え揃った後)

奥歯の歯と歯の間などの「段差」に注意。乳歯が抜けたり、永久歯が生え始めたりして隙間が出来やすいのでみがきにくいところは歯ブラシを縦にして上下に細かく動かしてしっかり磨いてください。
歯と歯のあいだはフロスを使って大人がフォローしてください。食後の歯みがきを習慣化していきましょう!

フッ素塗布について

生えたばかりの乳歯や永久歯はエナメル質や象牙質が薄く虫歯になりやすいです。
乳歯や生えたばかりの歯はフッ素を取り込みやすく、
定期的にフッ素の塗布することは虫歯予防効果が絶大です!
おくち全体の歯を強化する「高濃度フッ素塗布」と、
奥歯の溝を「うめるフッ素(シーラント)」でコーティングする2種類の方法があります!

フッ素塗布の施術前後の状態

フッ素には主に3つの効果があります。

初期むし歯の再石灰化

初期のむし歯の段階であればフッ素を塗布することで歯が修復されます。

むし歯菌を抑制する

フッ素はむし歯菌の作り出す酵素や酸を抑制し、歯に付着するのを阻止します。

歯の表面を強化

フッ素を塗布することで、歯の再石灰化時にエナメル質の成分と結びつき歯をより強化します。

食生活と歯のこと

食事やおやつの回数に注意しましょう

食後のおくちの中では、むし歯菌が歯についた汚れを食べて、酸を出して歯を溶かし始めます。
そして時間が経つと唾液がおくちの中の酸を中和してくれ、歯が修復されます。しかし不規則にだらだらと食べたりする食生活では、歯が修復される時間が無くなるのでむし歯になりやすくなります。

食べた後のおくちの状態
むし歯になりにくい食生活

規則正しい食生活では歯が修復される時間が十分にあるので、むし歯になりにくい。

むし歯になりやすい食生活

だらだら不規則に食べるとおくちの中が酸性の時間が長くなり、むし歯菌が優勢に!

よくある質問

歯みがきはいつから行うべきですか?
乳歯が生え始めたら歯みがきを始めましょう。0歳児はなかなか思うようにみがかせてくれないので、まずは遊び感覚で歯ブラシを触らせてみてください。歯みがきが嫌いになる恐れがあるので歯ブラシに少しずつ慣らしていきましょう。
歯みがきは1日何回が理想ですか?
歯みがきは毎食後に行う必要があります。どうしても難しい場合は、寝る前だけは歯みがきをしましょう。
正しい仕上げみがきの方法を教えてください。
膝の上に頭を乗せて、寝かせた状態でみがきます。このとき、歯ブラシはペンと同じように持ち、もう片方の指で唇を軽くめくります。歯は前後あるいは横向きにみがくのが基本です。2歳頃までは上の前歯のすき間や歯と歯茎の境目にむし歯ができやすいので、入念にみがくようにしてください。長時間みがくことが難しい場合は、全体をまんべんなくみがく、毎回みがくところを変えるなどして、できるだけ汚れが溜まらないようにしましょう。
何歳までみがいてあげるのが良いですか?
3歳までは100%フォローして仕上げみがきをしてあげるのが良いでしょう。その後は少しずつ子ども自身でみがく習慣を付けていきますが、12歳頃までは大人がチェックするようにして下さい。

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